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犬は若い男の人のにおいが好き説(ソースは実家)

※若干下ネタ注意

実家の犬がやたら男性陣のパンツを咥えて持ってくのを思い出し投下。
リーバルの下半身はボトムスではなくすっぽんぽん(天然の羽毛?)説で書いてます。

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とある馬宿にて。

ワンワン!

ハイラル犬は嬉々としてリンクに飛びつき、あろうことか彼のズボンを引きはがそうとしはじめた。
それを必死にやめさせようとするリンクを助けるどころか、ダルケルとリーバルは指をさしてゲラゲラと笑っている。

顔を覆いながらも手の隙間からちゃっかりと様子をうかがう姫様とミファーのかたわらで、困ったように笑みを浮かべるウルボザと、助けようにも助けられず呆然とする私。

「騎士様の鉄仮面も犬が衣服を剥がしにかかれば焦燥に歪む、か。なかなか滑稽だよ!」

腹を抱えて高らかに笑うリーバル。
リンクは彼の冷やかしにも動じず、ズボンを上げながら淡々と犬にお座りを指示する。
犬は一度は素直に従ったもののなかなか落ち着かず、すぐにキョロキョロし始めたかと思うと、今度はリーバルの元へと一目散に駆けて行った。

「「「あ」」」

「はあ~今日一番の大笑いだな……っていてててて!!
ちょっ、は!?おい、噛むな!それは服じゃない!生えてるやつだ!!」

犬はリーバルの羽毛をズボンだと思っているのか、リンクのときと同様に必死にずり下げようとするが、羽毛が抜けるばかりで彼の下半身は微動だにしない。
犬は早々に諦め、抜けた彼の羽毛を追いかけ回すのに夢中になり始めた。

リーバルはすかさず羽ばたき馬宿のカウンターに文字通り飛んでいくと、馬宿の主人に調教し直せときつくクレームを入れ始めた。

「ウルボザ……私、彼のその……下の羽毛?はてっきりお洋服だとばかり……」

「しっ!皆まで言うんじゃないよ。あとでヴァーイだけでこっそり話すとしよう」

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★あとがき

ごめんなさい。

(2021.6.15)

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